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投稿

2月, 2023の投稿を表示しています

やめろ、スカタン!  | くすのき しげのり

サトシ、シンゴ、マサト3少年の夏のひとコマ。 ちょっとしたおふざけが過ぎたことでシンゴが怒ってしまい・・・ 最終的には仲直りするのだけれど、もともとの3人の関係性があってこそかな。 年齢を重ねてしまったからか、このような関係性が羨ましくもあり、懐疑的でもあり。

invert 城塚翡翠倒叙集 | 相沢沙呼

ドラマに先行して読み始め、その後ドラマに追いつかれ(笑)追いつかれてペースが落ちたが、しっかり楽しめた。 「信用ならない目撃者」については、ドラマでは再現が難しいということ(だと思う)ので、違った設定になっていたが、どちらも「そうだったのか!」と驚き、納得して読めた。それにしても本の「翡翠と真」とドラマで演じられた清原果耶さんと小芝風花さんの雰囲気はイメージどおりで、とても魅力的に感じたので、今後、新作で翡翠の過去のエピソードとかが出たら、この二人での映像化を望む! あら、本の感想ではなくなった^^;

ごきげんならいおん | ルイーズ・ファティオ(著)/ ロジャー・デュボアザン(イラスト)/むらおかはなこ(翻訳)

フランスのまちなかのどうぶつえんに住むライオン。 みんな気さくに声をかけてくれる。 ある日、鍵が空いていて外に出てみると・・・ ライオンが思っている人間との関係と、人間が思っているライオンとの関係は違っていた・・・ 幼稚園の年長さんなんかに読み聞かせをして感想を聞いてみるといいのかな。 村岡花子の訳だった。

まほうで なんでやねん | 鈴木翼

子どもにとっては、やっぱり、なんでやねんなんだろうね。 もう、なんでやねんがリズム楽器のように小気味よく入ってくる感じ。 唐突に浜ちゃんの歌「なんでやねんねん」思い出した(笑)

おむかえパパ | ナディーヌ・ブランコム(著)、オレリー・ギュレ(イラスト)、中川ひろたか (訳)

どんな状態になってもパパはムスメを迎えにいけるのです。 そうありたいし、そうするんだな。

かっこわるいよ!だいふくくん | 宇治 勲

なんとも切なく、これで良いのかと考えさせられる物語。 いちご大福である必然性はあるのだろうか。

【絵本】だれかがみているよ: 0歳からの絵本 | 羽生田文登

0歳1ヶ月〜3ヶ月向けの絵本。自分の中には落とし込みづらかった。 まあそれは仕方のないこと。赤ちゃんって、3ヶ月ごろまでに白、黒と赤が見えるようになるんだって。だからその色がベースになっている。 読み物としては3ヶ月ごろまでの絵本ではない気がした。

ぼうし | 瀬川 康男

いろんな人(ありえない人)がぼうしをかぶって、かぶっていることにツッコミを入れられると、目的を達成するまでと答える。 では、みほちゃん(小さな女の子)には、ぼうしを取るための目標も目的もなく、ついには・・・ 1ページ1ページがそれだけで一枚の作品となるような絵だからか、流し読みができない魅力を感じた。

びじゅつかんへいこう | スーザン ベルデ (著)/ピーター レイノルズ (イラスト)

美術館って、周りで鑑賞している人のこともあって、静かにささっと観なければいけない気がするけれど、本当はそれぞれの絵に色々感じながら観ていいだなと感じさせてくれる本。 子どもたちが早い時期に、こういった絵に触れて素直に感じることが大事なのかも。大人はすぐに絵が描かれた背景やメッセージ、意図を探ってしまうけれど、子どもならまっすぐに観れるんじゃないかな。

ふたり | 瀬川 康男

最小限の言葉とふたりの動きだけで、とてもシンプルなんだけどrリズミカルで味わい深い。 左側の言葉と模様のメーター?シンボルのようだけど動きがある線。右側のねことねずみがトムとジェリーのような関係で楽しい。石版画って、こんな表現ができるんだ。

たとえば、せかいが ゴロゴロだったら | 高畠 那生

誰もがゴロゴロしている「ゴロゴロ島」を発見したのはクリストファー・コロンブス・・・もといクリストファー・「ゴロンブス」。 どちらかというと私もそっち派(笑) そして寝るときは・・・そうなのね! あとからジワジワ来る作品でした。

おいしそうなしろくま | 柴田 ケイコ

「くいしんぼうのしろくま」くんの想像力は半端ない。たべものの中に入った自分を想像してよだれをたらしてしまう。 好きなものと一体化することは、こんなにも楽しいことなのか(笑) おまえ、それ、やけどするで!とツッコミを入れるなんて野暮。てんどんのえびのころもに身を包んだり、ネタと化してシャリに寝そべったり・・・コロネに頭からツッコんだり(←これ爆笑)。しろくまくんの恍惚の表情が私を別世界へ連れて行くのだ。

ゆきのじょおう はじめてであう名作絵本 | 岡 信子(著)/小林 ゆき子(イラスト)

アンデルセンの「雪の女王」の絵本版。「雪の女王」といえば、「アナと雪の女王」の元ネタでもある。 絵本なので、内容的にはかなり端折ってある感じ。それでも雰囲気は伝わっているかな。童話に限らずだと思うけれど、絵本にするときには、どうしても捨てる部分(まとめる部分)が必要になるので、どのように絵本化しているのかとても気になるところ。自分の好きなラプンツェルもだけれど、オトナ的には、そのあたりの違いを見ていきたい。