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そう、放屁は当たり前のこと。だけど、これは強力だわさ(笑)『へっこきよめ』

こんな昔話があったとは!昔話おそるべし!  なんか「屁」って、恥ずかしいものと考えがちだけど、昔は当たり前のものと捉えていたのかも。 ただ、そんな強力な「屁」だと、むこどんもねぇ(笑)  可能性はこんなところにもあるんだ(いや、ないけど 笑)。 ユーモアがあってとても好きだわ。  この話の本は他にもたくさんあるようなので、見比べてもおもしろいかも。

カラフルな色使いと黒の対比がステキな『氷上カーニバル』

大正のおわりから昭和にかけて、札幌市の中島公園のスケートリンクで行われていた氷上カーニバル。 このおまつりをもとに制作された絵本。 「わたし」と「いもうと」と、ともだちの「たぬきの子」は氷上カーニバルへ。 そこでは、おとなもこどもも仮装をしてスケートに乗ってまわっている。 そこへ・・・ とてもカラフルな色使いの絵がステキ。夜の黒との対比で、カーニバルの楽しさが引き立っている。そしてココロがほんわかする。 あべ弘士さんの絵本は好きだな。 本の最後に1930年に撮影されたという実際の氷上カーニバルの写真があるのだけれど、これが昭和の初期?と疑いたくなるよな仮装。 氷上カーニバルのことは、こちらのブログに詳しく書かれていたよ(^^) https://ameblo.jp/hokkaido-rekishi-tanboh/entry-12124929031.html 全然関係ないけど、つい先日読んだ「月夜のねこいち」と幻想的な部分が重なってしまった^^;

知ったかぶりをすると恥ずかしいことに【てんしき】

このシリーズ好き。 落語を視覚化することで、子どもたちにも伝わりやすい。 通常聞くサゲとは違ったものになっていて、それも良かった。 ま、知ったかぶりには注意だな。大人は取り繕うからね。

11人のおんなのこの行動がほほえましい「げんきなマドレーヌ」

つたの絡んだ古い屋敷に暮らす12人のおんなのこ。 ある晩、いちばんおちびさんのマドレレーヌが盲腸炎になって・・・ いつも一緒にいる12人だからね。そりゃあ、なるよ(笑) 絵がほんわかしてて、大人も優しい気持ちになる絵本。

おかあちゃんがつくったる | 長谷川義史

この絵本の内容がどこまで事実かわからないけれど、長谷川さんの子どもの頃のおかあちゃんの思い出が絵本になったもの(だと思う)。 長谷川さんの絵本にあるユーモアの原点は、このおかあちゃんにあるのかなと思える。 最後は秀逸。おかあちゃん、何でもつくれるんだ!

やめろ、スカタン!  | くすのき しげのり

サトシ、シンゴ、マサト3少年の夏のひとコマ。 ちょっとしたおふざけが過ぎたことでシンゴが怒ってしまい・・・ 最終的には仲直りするのだけれど、もともとの3人の関係性があってこそかな。 年齢を重ねてしまったからか、このような関係性が羨ましくもあり、懐疑的でもあり。

ごきげんならいおん | ルイーズ・ファティオ(著)/ ロジャー・デュボアザン(イラスト)/むらおかはなこ(翻訳)

フランスのまちなかのどうぶつえんに住むライオン。 みんな気さくに声をかけてくれる。 ある日、鍵が空いていて外に出てみると・・・ ライオンが思っている人間との関係と、人間が思っているライオンとの関係は違っていた・・・ 幼稚園の年長さんなんかに読み聞かせをして感想を聞いてみるといいのかな。 村岡花子の訳だった。

まほうで なんでやねん | 鈴木翼

子どもにとっては、やっぱり、なんでやねんなんだろうね。 もう、なんでやねんがリズム楽器のように小気味よく入ってくる感じ。 唐突に浜ちゃんの歌「なんでやねんねん」思い出した(笑)

おむかえパパ | ナディーヌ・ブランコム(著)、オレリー・ギュレ(イラスト)、中川ひろたか (訳)

どんな状態になってもパパはムスメを迎えにいけるのです。 そうありたいし、そうするんだな。

かっこわるいよ!だいふくくん | 宇治 勲

なんとも切なく、これで良いのかと考えさせられる物語。 いちご大福である必然性はあるのだろうか。

【絵本】だれかがみているよ: 0歳からの絵本 | 羽生田文登

0歳1ヶ月〜3ヶ月向けの絵本。自分の中には落とし込みづらかった。 まあそれは仕方のないこと。赤ちゃんって、3ヶ月ごろまでに白、黒と赤が見えるようになるんだって。だからその色がベースになっている。 読み物としては3ヶ月ごろまでの絵本ではない気がした。

ぼうし | 瀬川 康男

いろんな人(ありえない人)がぼうしをかぶって、かぶっていることにツッコミを入れられると、目的を達成するまでと答える。 では、みほちゃん(小さな女の子)には、ぼうしを取るための目標も目的もなく、ついには・・・ 1ページ1ページがそれだけで一枚の作品となるような絵だからか、流し読みができない魅力を感じた。

びじゅつかんへいこう | スーザン ベルデ (著)/ピーター レイノルズ (イラスト)

美術館って、周りで鑑賞している人のこともあって、静かにささっと観なければいけない気がするけれど、本当はそれぞれの絵に色々感じながら観ていいだなと感じさせてくれる本。 子どもたちが早い時期に、こういった絵に触れて素直に感じることが大事なのかも。大人はすぐに絵が描かれた背景やメッセージ、意図を探ってしまうけれど、子どもならまっすぐに観れるんじゃないかな。

ふたり | 瀬川 康男

最小限の言葉とふたりの動きだけで、とてもシンプルなんだけどrリズミカルで味わい深い。 左側の言葉と模様のメーター?シンボルのようだけど動きがある線。右側のねことねずみがトムとジェリーのような関係で楽しい。石版画って、こんな表現ができるんだ。

たとえば、せかいが ゴロゴロだったら | 高畠 那生

誰もがゴロゴロしている「ゴロゴロ島」を発見したのはクリストファー・コロンブス・・・もといクリストファー・「ゴロンブス」。 どちらかというと私もそっち派(笑) そして寝るときは・・・そうなのね! あとからジワジワ来る作品でした。

おいしそうなしろくま | 柴田 ケイコ

「くいしんぼうのしろくま」くんの想像力は半端ない。たべものの中に入った自分を想像してよだれをたらしてしまう。 好きなものと一体化することは、こんなにも楽しいことなのか(笑) おまえ、それ、やけどするで!とツッコミを入れるなんて野暮。てんどんのえびのころもに身を包んだり、ネタと化してシャリに寝そべったり・・・コロネに頭からツッコんだり(←これ爆笑)。しろくまくんの恍惚の表情が私を別世界へ連れて行くのだ。

ゆきのじょおう はじめてであう名作絵本 | 岡 信子(著)/小林 ゆき子(イラスト)

アンデルセンの「雪の女王」の絵本版。「雪の女王」といえば、「アナと雪の女王」の元ネタでもある。 絵本なので、内容的にはかなり端折ってある感じ。それでも雰囲気は伝わっているかな。童話に限らずだと思うけれど、絵本にするときには、どうしても捨てる部分(まとめる部分)が必要になるので、どのように絵本化しているのかとても気になるところ。自分の好きなラプンツェルもだけれど、オトナ的には、そのあたりの違いを見ていきたい。

おじさんのかさ | 佐野洋子

頑なに守ってきたことでも、実はただ単に自分を縛りつけていたことってあるのかもしれない。子どもたちの何気ない「うた」がおじさんの気持ちを変えさせて、どんどん楽しくなって元気になって・・・絵本だから表現できる雰囲気のような気がした。 もしも「おやっ」と思ったら、私も傘を開いてみよう。

おがわのおとをきいていました | スズキコージ

みなさん、感想で言われてますが、本当にただ、「小川を飛び越えるだけ」の話なんです。 だけど、そこにシビれるあこがれるゥ(あ、違った^^;) はなめんちゃん、ありえない高さまで飛んでるし(笑) 何も言うことありません。好きです!

ねずみじょうど | 瀬田 貞二 (著)/丸木 位里 (イラスト)

じいさんが落としたそばもちを食べたねずみが、ねずみじょうどへ連れていき、もてなす。 その話を聞いためくされじいさんは・・・という話。 昔話の王道だと思うけれど、 「ねずみごえ」って、どんな声? 「めくされじいさん」って、どんなじいさん? 「とっぴん はらいの ぴい」は「とっぴんぱらりのぷう」なのか? などなど疑問を感じつつ絵のタッチに引き込まれて読み終えた。