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11月, 2020の投稿を表示しています

チンチラカと大男

ジョージア(旧グルジア)のむかしばなし。 スズキコージの絵がしっくりくる物語だなぁと感じる。 今、スズキコージのその他の本が手元にないので、なんとも言えないのだけれど、おもしろかったのは、チンチラカと王様、チンチラカと大男の対話の場面で、正面から捉えているものばかりなのに、対話をしている二人の顔が見えるというところ。 わざとそうしているのだろうなと思いつつ、その意図はなにかと想像しながら読んだ。 あ、物語関係なくなってる^^;

終わりは始まりの一歩。だから大切にしたい。

な~んて、ちょっとかっちょいい言葉を吐いてみた(笑) 終わりをキッチリすることが、日本人の美徳でもあると思うのだけれど、私もその傾向は多いにある。いや、異常なぐらいに(笑) 出会ってしまえば、必ず終わりがある。それは永遠かもしれないし、その日だけかもしれないし。でも、別れた後も、楽しい気持ちで過ごせるように。そして自分自身も相手もまた楽しく会えるようにできればと考える。 若いころ、デートの別れ際には、「さよなら」とか「バイバイ」とかではなく、「またね」と言っていたなぁ。 今、子どもたちを送り出すときには、「いってらっしゃい」に「気をつけて」を必ずつける。 だって、元気に帰ってきてほしいから。 つながらない仕事でも関係性を大事にする 仕事でもそういうところは多分にある。 いろんな提案をして、結局はつながりを持つことができないというお客様もたくさんいるけれど、つながれなかったからといって、「はい、さよなら」は寂しい。 もちろん、そのときにつながれないということは、仕事の面で厳しいこともあるのだけれど、また縁があるときに声をかけてもらいたいし、良い関係性があれば、かけていただけるとも思っている。 営業の電話って、かかってきたら嫌だなと思うヒトはたくさんいるはず。何も関係性がない中で、いきなり電話がかかってきてベラベラしゃべられたり、高圧的だったりすると嫌だよね。 自分はそんなことをしているつもりはないけど、いきなり電話を切られることもある。それはとても悲しい。 上に書いたような気持ちでいつも望んでいるので、そういう展開にならないときには、ココロがモヤモヤ。だから、反対の立場であれば、そんな終わり方はしない。 少し前に自分の仕事ではなく、光回線の選定をしていて、いくつかのサービスに電話したことがあったのだけれど、今日、連絡したサービスのひとつから電話があった。サービスプランの再提案である。 数日前に他社に決めており、お断りの電話をしていなかったのは申し訳なかったので、誤りつつ伝えると、あからさまにトーンが変わって、すぐに切られてしまった。 お客様を不快にさせてどうすんの^^; やっぱり、するほうもされるほうも、しっかり丁寧に「終わる」ことを考えないとね。 次はないよ。

使い方のヒントは常に利用者が持っている

 SNSから火がついてブームになるということは、今ではさほど珍しくはないけれど、今回のように今まで存在していた商品の用途が変わっただけで品薄になるということもあるんだよね。 ココア味の麦芽飲料「ミロ」。発売から47年ということで、50代中盤に差し掛かろうとしている私なんぞはまさに「ミロ世代」。 「子どもの成長に必要な栄養素をしっかりとはいっている」ということで、成長期の子どもの飲み物というイメージだったけれど、今回注目されたのは、貧血がミロで改善されたというTwitterのつぶやき。 ここからSNSで拡散されて、同じように貧血が改善されたという書き込みか増えて、品薄になるほど売れていると。 鉄分だけではなく、カルシウムやビタミンDも豊富に含まれているので、栄養機能食品として「育ち盛りの子ども」をメインターゲットに据えていたのだと思うけれど、消費する側の多くの人にも「子どもの飲み物」という思い込みがあったと思う。 でも中には、売り手側が気が付かなかった利用方法に気づいている人も少なからずいるのではないだろうか。 ロングセラー商品なので、別に戦略が間違っていたわけでもないけれど、新しい利用方法というのは、常に使う側が持っているから、売り手の「誰に」「なんのために」ということは必要だけれど、そこだけにとらわれない、フラットな見方をしていくことが大切だなと改めて感じたニュースだった。 利用している人の声は常に聞いておかなければ。 ミロのサイト https://nestle.jp/brand/milo/nutrition/