日本の神話は大好き。なぜって?神なのにとても人間臭さがあるから。
しっかり勉強してきたわけではないので、偉そうなことを言う気はないのだが、数あるエピソードの中でも「天の岩戸(あまのいわと)」が好き。
須佐之男命(スサノオノミコト)の暴挙に怒った天照大御神(アマテラスオオミカミ)が天の岩戸に閉じこもってしまい、世は真っ暗になってしまう。
そこで八百万の神々が対応を協議。天手力男神が岩戸の影に隠れて、他の神が鏡を持って待機。
そして天宇受賣命(アメノウズメノミコト)が踊り始めて、盛り上がっているのが気になった天照大御神は・・・
というストーリーなのだが、ここからのやり取りが特に面白い。
人間性、いや神性?がよくわかる部分なんだよね。
赤羽末吉さんの日本画をベースにした絵が、とても良い味わい。